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近現代人名
主に明治以降に活躍した人物
あ行
青山 二郎(あおやま じろう) 時代小説の愉しみ
創元社設立メンバー。文芸評論。
阿木 翁助(あぎ おうすけ) 時代小説の愉しみ
本名安達鉄翁(あだちてつおう)。脚本家。元日本放送作家協会理事長。
姉崎 正治(あねざき まさはる) (1873〜1949) 影武者徳川家康、捨て童子松平忠輝
宗教学者。姉崎 嘲風(あねざき ちょうふう)と号す。宗教学者(切支丹、仏教)・評論家。京都生まれ。明治29年(1896)、東京大学哲学科卒業。明治33年(1900)、ドイツ・イギリス・インドに留学、明治36年(1903)、帰国。明治38年、東京大学に宗教学講座を開設。
『影武者徳川家康』『捨て童子松平忠輝』で、ソテーロ師の評価として「空想と事実との分別を失った半狂僧」と氏の言葉が引用されているが、『ベアト・ルイス・ソテーロ伝』の訳者野間一正氏はそのあとがきの中で、「姉崎正治博士は、『切支丹伝道の興廃』に於いて、「半狂僧」とか、「空想と事実との分別を失ったしるしで…空想に殉じた」者として手酷しく批評しておられる。」と書かれている。師はおそらくこの「訳者あとがき」の文を目にし、作品の文中に引用したと思われる。
た行
徳田 栄子(とくだ えいこ)
北海道の開業医の娘。昭和10年(1935)に起きた保険金殺人事件(いわゆる「日大生殺し」)の共犯者。主犯は父親とされ、母娘が当時日大に在学していた長男を殺害。栄子が拘留中に書いた「手記」が当時のマスコミを賑わせた。この事件は、保険金目当の殺人の第一号とされるばかりでなく、まだ「家族」の絆が強く、家族はお互いに助け合うものという社会通念が一般的な戦前にあって、両親と妹が共謀した家族内殺人だったため、衝撃的なものとしてセンセーショナルに報道された。
隆慶一郎は、思春期にこの事件を知り、「家族」について真剣に考えたものと思われ、小説のモチーフとしてその構想を温めていた。
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